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工法紹介 1

ダウンザホールハンマー工法

ダウンザホールハンマー工法とは高圧コンプレッサーのエアーを利用し特殊ビットを装備したエアーハンマーを往復運動と同時に回転させ、先端ビットの打撃力で岩盤や転石層などの硬質地盤を削孔する工法です。

ダウンザホールハンマー工法は、ケーシング吊下げ式(A工法)・アボロンリーダー吊下げ式(アボロン工法)・ロータリーテーブル(C工法)などで使用でき、それぞれの現場に応じて使用する重機を選択できます。

・ケーシング吊下げ式(A工法)とは
・レギュラーハンマービットでの施工                         
 オーガー、ケーシングパイプをフランジ加工で一体化させケーシングパイプ内へスクリュウーロッド、ダウンザホールハンマーを接続組立した物をクレーンで吊り下げダウンザホールハンマー削孔をして引抜き後に杭材を建て込みます。
・鋼管連行式ビット(ERC拡縮ビット)での施工
鋼管杭または鋼管パイプ内部へダウンザホールハンマー、スクリュウーロッド、オーガーを挿入しビット先端部を拡大させダウンザホールハンマー削孔をして削孔完了後に先端ビットを縮小させ鋼管内部からダウンザホールハンマー、スクリュウーロッドのみを引抜き鋼管は地中に残したままとなります。
 仮桟橋などの支持杭の場合はそのまま鋼管支持杭となり、親杭などの場合は鋼管内部へ杭材を建て込み鋼管パイプをバイブロハンマーで引抜きます。
 A工法の削孔時は定規材を設置し、ケーシングパイプ、鋼管パイプを回転反力用の ガイドローラーで挟み込みケーシングパイプ、鋼管パイプ内のスクリューロッドと ダウンザホールハンマーのみを回転させ削孔します。
 定規を設置する事で比較的鉛直性が保ちやすく多くの現場でこの工法が使われています。

・アボロンリーダー吊下げ式(アボロン工法)とは
クレーンブーム先端にステーを取り付けアボロンリーダーを吊り下げた2点式の杭打機になります。
リーダーはジョイント式になっており杭長に応じてリーダー長を調整できます。
テレスコクレーンやラフタークレーンに取り付けができ、限られたスペースしかない様な現場でも使用できます。

・ロータリーテーブル(C工法)とは
ロータリーテーブルという油圧式の回転機を使い、スクリューロッド・ダウンザホールハンマーを回転させます。
削孔時は定規材を設置しロータリーテーブルを定規上に設置、固定してダウンザホールハンマー・スクリューロッドをロータリーテーブルの中へ差し込みセットします。
設置時に個々に機材を設置するので比較的重量が軽くなりクレーンの作業半径が大きくとれます。


河川内、大きな転石への削孔
ダウンザホールハンマー A工法 レギュラーハンマービット
ダウンザホールハンマー A工法 鋼管連行式
ロータリーテーブル工法

ダウンザホールハンマー 各種ビット

 ダウンザホールハンマービットには通常のレギュラーハンマービットに加え、低振動・低騒音タイプのダウンザホールハンマーや鋼管パイプを地中に残しハンマーだけを引き抜ける鋼管連行式拡縮ビットなどがあります。
 レギュラーハンマービットはФ380~800まで各種保有しています。
 鋼管連行式拡縮ビットは鋼管Ф508~711まで保有していますが、鋼管杭の場合は鋼管の厚みが現場により様々な厚みとなるため保有在庫で対応できない場合は注文制作をします。韓国のダウンザホールハンマー制作会社と直接取引をしていますので特注サイズなどの制作も可能です。(注文制作の際は納期に2ヶ月程かかります。)
 また、ビット交換機も保有していますのでビット損耗時に新品ビットへ交換は自社で行います。
 


ダウンザホールハンマー ハンマービットセット
低振動・低騒音タイプのダウンザホールハンマー
レギュラーハンマービット
鋼管連行式拡縮ビット

HSスーパーU工法

従来の鋼管式仮桟橋を構築に必要な仮足場は、一般的にはブラケット式や吊下げ式を使用してきましたが、取り付ける部材が各所で異なる為に仮設足場を設置する為の多大な時間と労力を必要としてきました。
その作業を大幅に簡素化するために、鋼管杭桟橋に使用できる専用ゴンドラ HSスーパーUを開発しました。
Hi-BRIDCE工法 鋼管桟橋
Hi-BRIDCE工法 鋼管桟橋
HSスーパーUゴンドラ

ゴンドラ工法

仮設桟橋や仮設構台の設置・撤去の作業に使用します。
従来のブラケット足場を設置する際の高所での危険な作業を取り除き、驚くほどシンプル且つ上下作業、一人作業といった不安全行動を起こす要因を根本的に除去できる補助工法です。
架設用ゴンドラ 構台架設
架設用ゴンドラ 構台架設
昇降用ゴンドラ 構台撤去
昇降用ゴンドラ 構台撤去
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